父親の要素ドカ盛り選手権

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どうも川鵜です。

とある曲が思い出せない。5秒程度のメロディとおそらく洋楽ということ、男性が複数で歌っていること、歪んだギターの音色。これだけしか分かっていない。ここまでわかれば、音楽に精通したtheトラウツのみんなが答えを導き出してくれると思ったがダメだした。「なんかきいたことあるね。」という気休めが僕のモヤモヤを大きくする。

そこで、携帯に向かって鼻歌を歌うだけでAIが元の曲を推測して教えてくれるというアプリをインストールしてみたけど、てんでダメだった。5秒うたっても画面がずっと「鼻歌を聞いています…」ってなってたから多分フレーズが短すぎたんだと思う。AIの「(これじゃぁわかんないなぁ…)」っていう葛藤とか「…ん~もっかいおねがいできる?」っていう顔を想像して妙な人間味を感じてしまった。ちなみにそのアプリはすぐに消しました。用済みになったら躊躇なく消す。AIに人間味を感じた後なので特殊な満足感を覚えました。将来、どうしようもない人の加虐心をみたすためのAIとか生まれそうで嫌だな。

自分がたくさんフォロワーのいるツイッターアカウントをもっていたら鼻歌を投稿して教えてもらえるのになぁ…。

さて、本題です。

今日アルバイトの後、家に帰ってニュースを見ていたら知らぬ間に自分が「父親にしたい芸能人ランキング」で一位になっていました。「えっ?こういうのって事前に教えてもらえるもんじゃないの?」と思って携帯を開いたら大量の通知にびっくりしました。

・「勇大久しぶり!!ニュース見たよ!!すごいね!!!」

・「川鵜さんおめでとうございます!令和の日本の父親のイメージは川鵜さんしかないです!これからも日本のお父さんでいてください!」

誰かわからないひとからいっぱいメッセージが送られてきて怖かったな。

どうやら22歳でランキング一位になったことがある人が今までにいなかったらしく、ネットニュースでも取り上げられてしまいました。自分でもなんで選ばれたのかはわかりませんが「立場が人を作る」という言葉があるので、自分も一位の名に恥じぬ人間にならねばと決意しました。『火ノ丸相撲』の小関もそうだっただろ?なァ?

ということで、今回は父親らしさをドカ盛りにして最強の父親になろうと思います。

まずは年齢。やはり父親というのだから、こどもがいても不自然じゃない程度の年齢感が欲しいところ。22歳のパパだと「若いわねぇ。ハンサムだわ。」と近所のオバサマの噂になってしまいます。ここは日本の父親のパブリックイメージ。父親偶像部門最強の「野原ひろし」にあわせて35歳になります。

次に優しさです。いつの時代も愛されるのはやさしいお父さんです。けっして人間味を感じたAIを消すことに狂気的な感覚に陥ったりはしません。この部分も改善の余地があります。

次は体型です。自分はいま体重が120kg以上あるのですが、これではどんなにいい父親でも「(痩せたらもっとかっこいいのになぁ…)」とこども達は思ってしまいます。ここも現代の若者に支持されやすい、少し筋肉質な60kg程度に絞っていくことにします。

最後にこどもです。大前提として、「父親にしたい芸能人ランキング」では基本的に理想的だと思わせる”ドラマの役”や”実際の家族とのやり取り”が世間に浸透している必要があります。じぶんはなぜかそういったものに心当たりがないまま一位になってしまったのでこのイメージを強めるためにも子供の存在は必要でしょう。

・年齢

・優しさ

・体型

・こども

これらは一見、時間をかけないと解決できない問題に思えますが今回は特別な方法を使って一気に父親らしく返信していきたいと思います。

今回この計画をお手伝いいただくゲストとして脳科学者の”鈴木知恵太郎ちえたろう”先生と細胞医学のスペシャリスト”田中細胞丸さいぼうまる”先生にお越しいただきました。

鈴木先生=オレンジ 田中先生=青

川鵜「本日はよろしくお願いいたします。」

お二人「「よろしくお願いします。」」

川鵜「早速なんですが、今回ぼくをどのように父親らしく変身させてもらえるんですか?」

鈴木先生「まずは川鵜さんの脳の性格をつかさどるといわれている領域を私の脳の知識と田中先生の細胞医学の技術でつくりかえるとことからはじめます。」

川鵜「なるほど。これで”優しさ”の部分はクリアですね。」

鈴木先生「そういうことです。次に年齢の部分は催眠術の応用で自分が35歳だと錯覚していただきます。その後田中先生がAIが予測した13年後の顔に合わせた顔を作ってくれます。」

川鵜「さっきは脳みそをいじったのに、こんどは錯覚で十分なんですか?」

田中先生「あまり一度に脳の色々な部位を手術するのはリスクが大きくなるので一般的には時間をおいて再手術するのですが、今回は鈴木先生がいるので催眠術に頼ります。今回は体型を変えるために通常の外科手術も行うのでできるところでリスクはカットします。」

川鵜「なるほど。どちらもお二人の専門分野を掛け合わせることではじめてできることなんですね。」

鈴木先生「はい。そして最後にこどもですが…これはクローンを生成するということになりますが、川鵜さんはこの企画のあと生成したご自身のクローンはどのようにされる予定ですか?」

川鵜「とりあえず育てて、成長を見守りつつ今後の記事のネタにしようと思っています。」

鈴木先生「なら大丈夫です。クローンについては昔から倫理上の観点や道徳上の観点から議論が続いてて、クローンの扱いをちゃんとしてくれると約束してる人にしか作ってはいけないことになっているんです。川鵜さんには育てる意思があるので問題ないですね。」

川鵜「もし、自分がひどいことをしたりする予定だったらどうなってたんですか?」

鈴木先生「これも催眠術に掛かってもらうことになります(笑)

一同「「「ははは(笑)」」」

田中先生「では、準備ができたようなので早速取り掛かりましょう。」

~いよいよ日本の父親にふさわしい男になれるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!~

南海キャンディーズ山里「それじゃあ変身したお父さんを呼んでみようか!」

クローン川鵜「うん!」

山里「せ~の!」

山里クローン川鵜「「おと~さ~ん!!」」

(♪綺麗なBGM)

川鵜「…」

山里「先生、今回の変身のポイントはどういったところでしょうか?」

鈴木先生「通常の変身と違って本人が変身したということを知覚できる必要があるため、”本当は22歳だけど今は変身して35歳になっているんだ”という複雑な催眠術にかけたのがポイントです。」

山里「んなるほどぉ。田中先生どうでしょ。」

田中先生「そうですね。やはりクローンをここまで急激に成長させた経験はなかったのでその点ですかね。ここまで急成長させたケースはあまりないのであとで論文にして発表したいと思います。(笑)」

山里「君すごいね!?論文になっちゃうんだってよ!?」

クローン川鵜「やった~!」

クローン山里「俺ももっと急成長すればよかったなぁ~!?」

一同「「「「「「ははは(笑)」」」」」」

山里「川鵜さん、どうですか変身してみて。」

川鵜「今まで自分なんかがランキング一位になってるのがなんだか恥ずかしかったんですけど、これを機に少し自信がつきました。」

山里「なるほど~!!では結果には大満足ということですね!?」

川鵜「はい!!!!!!」

山里「とういうことで変身!!!」

「「「「「「大成功!!!」」」」」」

以上が自分の変身レポートです。個人的には忙しい芸能人さんにはクローンがあたりまえにいて、仕事を手伝ってるというのを初めて知ったので驚きました。今回のように本人とクローンが一緒にいることはかなり珍しいこと(本来別の現場で仕事をしているため。)らしいのでラッキーでした。

みなさんも自分の変身願望に耳を傾けて、思い切って変身してみてはいかがですか??

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