人間の遺伝子に刻み込まれた原始のエンタメ

theトラウツ 記事
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どうも川鵜です。

皆さんは自転車に乗れますか?日本の大人の100人に1人は自転車に乗ることができないそうです。この数を少ないと思いますか?自分は思ったより多いなという印象を持ちました。昨日友人と「”自転車に乗れなさそう”」は悪口なのかで議論をして、お互いに着地点を見失い30分程度議論を白熱させ続けてしまいました。最終的に自転車に乗れなさそうといわれるのは悪口派が多くて、自分は5vs1で負けてしまいましたが、イマイチ腑に落ちません。このモヤモヤに誰か共感してくれ。

さて、今日は朝からずっと友達と一緒に遊んでいたので他愛のない日記をお届けしたいと思います。

ご存じの方も多いと思いますが僕は「theトラウツ」というバンドに入れてもらっています。今日はそのトラウツのみんなで写真を撮りに、土曜の朝からみんなで自転車に乗って近所の公園に集まりました。

(撮影中のワンシーン)

飛び蹴りの影と蹴られそうな自分の笑顔が結構気に入ってます。ちなみに飛び蹴りはまったく命中していないのでご安心ください。われわれの仲は良好です。

写真撮影後はメンバーの皆で中華屋さんでご飯を食べて、買い物をして何事もなく夕方に解散したのですが、

その後また友人たちと今度は夜釣りに出かけ、海で遊んでいるときに発生したイベントについて少し書きたいと思います。

突然ですが、みなさん。

岩を動かすのは好きですか?

重いものを持ち上げる。危険を顧みず自分の何倍もある大岩を動かすことでえられる達成感。感じたことはありますか?筋トレしてる人とかがよくこんな感じの事言ってますよね。ちなみに自分にはまったくわかりませんが、重いものを持ち上げるというのは人間の遺伝子に刻まれた最高のエンターテインメントなんだなと痛感したのでこれを書かずにはいられなかったんです。

詳しく説明すると、今日久々に会う友人の一人が仕事で肉体を磨き上げムキムキになっていて、近くにあった大岩を持ち上げさせたのがきっかけで全ては始まりました。重い岩を持ち上げて落とす。ただそれだけで「すげ~」とか「やべ~」とか「ムキムキってだけでおもしろい」等みんな大盛り上がりです。

じゃあさ、あの岩動かせる?

先ほど抱えて持ち上げさせた岩の10倍くらい大きい岩を指さしながら無邪気な質問をする友人。

当然、さっきようやく持ち上げることができた岩の10倍もあったらさすがのマッチョ友人でも持ち上げることはおろか、動かす事すらできません。

ですが、先ほど岩を持ち上げることの面白さを学習してしまった友人たちは一人のマッチョの力に頼らず”全員で協力して動かそう!”と岩を必死に動かそうとします。

(大岩を4人がかりで動かそうとする図)

ねぇ。そんなことして何になんの?やめなよ。ケガするよ?

男たちは僕の忠告を全く聞き入れません。「うるせぇ!」と吐き捨ておまえはここを持てだの、こっちからひっぱるから押してほしいだの、知性があるのかないのか皆必死に大岩を動かそうと夢中です。

21、22の大人がここまで夢中になれるほど”大岩動かし”には不思議な魅力が詰まっているようです。

結局その大岩はびくともしなかったので、動かせるサイズの岩をもとめてみな移動し始めました。本来の目的である魚釣りの方では小さなフグを一匹釣っただけなのにもうそんなことには目もくれず皆岩に夢中です。

そして手ごろなサイズの岩を見つけて

「積み上げよう」

なんで?ねぇ?なんでそんなことすんの?

誰も僕の話を聞いてくれません。ムキムキ友人を中心に岩を動かし、その動かした岩のうえに更に岩を乗せていきます。

(積みあがった岩の写真)

この間も「うおー!!!」とか「すげー!!!」とか「この面は乗せるのに適してないから回転させろ」とかめちゃくちゃに盛り上がっております。そして岩が動いた時のすさまじい盛り上がりは動かした本人だけでなく、周りの人間にも伝染していきます。

最終的には落ちてた木の板に岩を乗せて満足げに運搬していました。

(神輿の起源ってこれなんじゃない?)

岩はどうしてこうも男たちを魅了するのでしょうか。重いものを持ち上げる。この行為にドーパミンを出す脳みその働きでもあるのでしょうか?詳しいことはわかりませんが、取りつかれたように岩を動かすことに夢中になっていた彼らの遺伝子にはきっと岩を動かすことを快感に感じるように刻み込まれていたのでしょう。

最後に積み上げた岩をもとの位置に戻して、解散することになったのですが魚が釣れなかったことが嘘みたいにみんなが満足げな雰囲気で笑っていました。

岩を動かすことは人間の遺伝子に刻み込まれた、古の時代から続く最高のエンターテインメントなのかもしれない…

みなさんも安全に配慮して、重いもの、持ち上げてみてはいかがでしょうか。では。

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