かけ合わせろ!味覚ブースト選手権

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どうも川鵜です。

昨日初めてブログを更新しない日を作ってみました。なんかムキになって続けるのも違うかなと思って休んでみたのですが、結局書かない方がモヤモヤしてしまいました。別に忙しくないのにさぼるのは自分にもよくないとは、勉強になりました。

さて、本題です。

みなさん

熱い食べ物好きですか?

たこ焼き、みそ汁、グラタン、肉まん、鍋、おでん…

アツアツが最高に美味い食べ物ってありますよね。猫舌の対義語が何かは分かりませんが、僕は

食べ物は”熱ければ熱いほどウマい

と思っています。口の中を火傷しながら食う飯が一番うまいんだ。昔『ホンマでっか!?TV』で「熱いものを食べる事ができるのは人間だけ、アツアツを美味いと感じるのは人間の特権」と先生たちが言っていたのを聞いて余計に熱いものを熱いまま食べることにハマった気がします。

この前友人と石焼ビビンバを食べた際も、必死でビビンバをフーフーしている友人を横目に僕は

「わかってないな…」

とおもむろに呟き豪快にアツアツのビビンバをNoフーフーで口に放り込んでやりました。

ただ、僕と同じくらいアツアツ好きな人がそんなに多くないのも分かっています。

「アツアツ好きなんだよね。」と言っても

「あ~わかる~キンキンに冷えた部屋で食うカップ麺美味しいよね~」

と言われるのが関の山です。

そこで川鵜は気づいたのです。

”キンキンに冷えた部屋で食うアツアツのカップ麺”や”ポカポカのこたつで食うアイス”のように

相反する要素を組み合わせれば、食べ物は最高に美味くなるんじゃないか

という事に。

僕の様な熱食マニアでなくとも、”涼しい部屋”という環境に身を置くことで、食事との温度にギャップを感じ熱い食べ物の魅力を強く感じることができるのです。

この現象の面白いところが、いわゆる塩スイカのような二つの味覚を掛け合わせてギャップを生み出す料理とは違って”口の中(味覚)”と”味覚とは別の感覚”とでギャップを生み出している点です。

この現象を利用すればどんな食べ物もギャップの力で美味しさを倍増できるんじゃないかというのを検証していきたいと思います。

題して、

かけ合わせろ!味覚ブースト選手権

早速やっていきましょう。

エントリーNo.1:甘いバニラエッセンスの匂い×苦いコーヒー

僕は甘党でブラックコーヒーが飲めないのですが、あま~いバニラの香りを嗅ぎながらなら苦手なブラックコーヒーが飲めるようになったりして!?

とか思いましたが、企画の趣旨的に逆ですね。これ仮説が正しかったら苦みがブーストされます。やるなら苦い香りで甘いお菓子を食べるべきでした…。

さぁ実際のところどうなるか。

クンクン…

ズズズ…

苦い。

というか人間の構造上匂いを嗅ぎながら物を飲むことができない。

みなさんもやってみてください。絶対同時にできません。

僕はただ飯屋の換気扇からもれる匂いで白飯を食べるかの如く、ブーストというよりもバニラの匂いをおかずに苦いコーヒーを飲んだだけになってしまいました。

実験は失敗です。

エントリーNo.2:甘いメロディー×しょっぱい塩

次は甘いメロディ。つまり聴覚からのアプローチです。

今回は、僕が小さいころから大好きなバンドSCANDALの4枚目のアルバム『Queens are trumps-切り札はクイーン』に収録されている。『ビターチョコレート』という曲を聞きたいと思います。

ベースボーカルのTOMOMIさんの甘く切ない歌声が魅力のファン人気も非常に高い曲です。

そんな甘いメロディを聞きながら、しょっぱいアジシオをなめたら一体どうなるのでしょうか。

しょっぺ。

意味ない。

普通に意味ない。

ただ、いい曲を聞きながら塩をなめただけ。それ以上でも以下でもない。

最悪です。

エントリーNo.3:単純なロールパン×複雑な漢字

シンプルなスタイル故にそのままでももちろんの事、ジャムやウインナーなど様々な具材や味と組み合わされるバターロール。

単純,シンプルなバターロールと複雑な漢字を組み合わせたら一体どうなるのでしょうか。

カキカキ…

シュッ…シュッ…

「びゃん」

びゃんでしたね。

結果は、お察しの通り何の変化もありません。

ただ一つ発見があって、ロールパンをずっと咥えていたので呼吸するたびにバターのいい香りが口の中に広がってバターロールの素朴な美味しさが強く感じられた気がしました。

バターロール単品でも十分戦える強さをしっかり持っていることが証明されたと思います。

ん?

ん~

んんんん

!!!!!!!!!!!!!!!

美味い。

塩バターパンって結構地味だからパン屋にいっても明太フランスとかメロンパンとかに興味が集中して正直スルーしちゃってたんですよね。

塩とバターロールがこんなに相性がいいとは思いませんでした。この発見は今回の一番の収穫です。

結局口の中のギャップ(塩スイカ理論)が一番わかりやすく美味いわ。

終了

みなさんいかがでしたか。

みなさんは知り合いや友人から好きな音楽をおすすめされたり、好きなものを教えてもらったときに「(正直わかんないな~…)」と思ったことありますか?

そんなときにこのギャップ法を思い出してください。ギャップを使うことで、そのものが持つ魅力が浮き彫りになって理解がしやすくなると思います。

逆に僕のようにアツアツご飯の良さを伝えたいときは、キンキンに部屋を冷やした状態でアツアツご飯を食べさせるような工夫が必要なわけですね。

みなさんもギャップの力でいろんなものの魅力を引き出してみてはいかがでしょうか?

きっと自分の好きなものを広めたり、難しい魅力の理解の助けになるとおもいますよ。では。

えっ?逃げんな?

たいしていい実験結果が出なかったからって、適当にスベっておわらせんな?

まぁたしかに。

じゃあ最後の悪あがきで、

自分をキンキンに冷やしてアツアツのカップ麺を食べてみたいと思います。

エントリーNo.4:圧倒的な寒さ×アツアツのカップ麺

今この記事を書いている時期は六月の終わりごろで「何もしていないと少し蒸し暑いかな?」と思う程度の気温です。

ということで今回は様々な工夫を凝らして、アツアツのカップ麺をハチャメチャにおいしくするために自分の事を限界まで冷やしたいと思います。

冷やし川鵜の作り方

①部屋をクーラーで冷やします

➁お風呂場で水を浴びます。

③ちゃんと体を拭かないで扇風機に当たります。

④仕上げに冷たいものを食べて体の中から完全に熱を奪います。

完成

そしてアツアツのカップ麵を食べたとき僕は一体どうなってしまうのでしょうか。

何もせずとも熱食の素晴らしさを理解している川鵜がここまでアツアツを引き立てたら奇跡のアツアツトリップ状態になってしまうこと間違いなしです。

実験開始

オㇻ!!!!!!!!!!!

 オラオラオラオラオラオラァァァ!!!!!!

あああぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁあっぁぁあぁあl!!!!!!

ひいいいいいいいいいいいいい!!!!

パピコじゃオラァ!

さみぃいいいいいい~~~~~~!!!!!

さて、これで完全に川鵜を冷やしきることに成功したのでカップ麺を食べてみたいと思います!!!

実食

ズズッ!

パーっとッ九ぷりもlっゆ3@:*!

おいしいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Q.E.D.

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