【まるでマグロ!?】謎の魚”アカマンボウ”を救いたい。

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どうも川鵜です。

突然ですが、みなさん

お魚好きですか?

僕は高校生の時からいままで魚屋でバイトしていていることもあり、お魚を食べるのが大好きです。

初めて見る魚や、食べたことのない魚があるとどんな味が知りたくてついつい手を出してしまいます。

最近は夜中にスーパーの鮮魚コーナーのお買い得品をチェックするのがマイブーム。

驚異の値引き

ある日、「(変な魚ないかな~)」と思いながら夜中のスーパーをウロウロしていたらとある魚が目につきました。

冷凍魚パックのコーナー

赤まんぼう!?

アカマンボウ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

アカマンボウってスーパーに売ってるのか…。

アカマンボウはマグロの代用魚として有名で、よく「回転寿司のネギトロの正体はアカマンボウ」なんて話を目にしたり聞いたりします。

アカマンボウが食べられる事は知っていたけれど、まさかスーパーで売っているとは…。あと別名「まんだい」というのも初耳でした。

気になるぅ

でもこれどうやって食べるんだ…?

流石に生食用ではないだろうし…近くにいた鮮魚コーナーの店員さんに聞いてみました。

~~~~~~~~

川鵜「すみません」

店員さん「はい?」

川鵜「これ(アカマンボウ)ってどういう風に食べればいいですか?」

店員さん「あ~これ(アカマンボウ)ですか…」

店員さん「(袋を手に取りながら)ん~…まぁ…バター焼きとかですかねぇ…」

川鵜「バター焼きですか。」

店員さん「フライパンで調理するのが簡単でいいと思いますよ。」

川鵜「ありがとうございます!!」

~~~~~~~~

マンボウについて聞かれることはおそらくそんなに多くないと思うので店員さんを少し困らせてしまったかも知れません。

人気ないんだろうな…アカマンボウ…。

よし。おれがアカマンボウを救ってやる!!

ということで、大きなお世話だとは思いますが不人気そうなアカマンボウを救うべく色々実験していきたいと思います。

現時点で川鵜が感じたいいなと思う点は「安い」「面白い」の2点です。

アカマンボウの隠された魅力を発掘していきましょう。

パッケージ

ということで買ってきました。

縦約25cm×横約15cm。上半分が折りたためるくらいパックが余っているデザイン

ショーケースの中でたくさん並んだ時に中の魚が見やすいデザインになっていますね。

だがどうでしょう。

カジキ、カレイ、銀ダラ、サバ、ブリ、太刀魚…

そうそうたる顔ぶれのライバルたちに囲まれているアカマンボウ君…。

真っ向勝負じゃ少々分が悪くないかい?

魚を買おうとお店に来た人がアカマンボウを見て思うことは

「マンボウってたべれるんだ」「どんな味かわからないからやめておこう」といったところだと思います。

よほど魚好きじゃない限り、アカマンボウへのチャレンジはなかなか難しいと思うんですよね。

だったら美味しいことがわかっている知ってる魚を手に取ってしまいがちかなと。

ですので、思わず手に取りたくなるデザインを考えてみました。

それがコチラ

デザインが少々前衛的なのでデザインができる友人にもう少しマイルドに調整してもらいました。

それがコチラ

生産者の顔がみえるパッケージは安心感をあたえます。アカマンボウがどんな魚か一目でわかるので大きなイラストを乗せることは戦略としてアリではないでしょうか。

かわいらしいイラストと味の想像がしやすい「まるでマグロ!?」という文言で手に取るまでのハードルをぐっと下げることができるでしょう。

プリントアウトして装着してみました。

うん。かわいい。ライバルたちにも負けないインパクトで勝負することができます。

これで手に取るとこまではバッチリです。

次はリピーターの獲得。お客さんをつかんで離さない味について考えてみたいと思います。

アカマンボウ調理法研究

購入したアカマンボウのパックは4切入だったので4種類の方法で調理してどの調理法がおいしくアカマンボウを食べることができるか実験してみます。

解凍してみると身の色はビンチョウマグロにそっくりです。これは期待できそう。

ムニエル

店員さんがすすめてくれたバター焼きに近い感じで作ってみました。

おしゃれなフレンチみたいなソースのかけ方をしたかったけどただ汚いだけのお皿になってしまった。

(フライパンに余ったバターと醤油とマヨネーズで作ったソース)

フライ

クックパッドでおいしそうだったので真似しました。

マヨネーズとお酢を混ぜた偽タルタルソースで食べます。

ホイル焼き

アルミホイルに包んで蒸し焼きにしたのちポン酢をぶち込みます。

火を通したときの身の質感、色はマグロそっくり。

塩焼き

塩を振ってそのままグリルへぶち込み10分ほど焼きます。

シンプルイズベスト

完成

一人だと少し多いので暇そうな友人を二人家に招いてマンボウパーティを開催しました。

実食

全員「いただきます」

友人1「これが本当のいただきマンボウか…。」

天才か?

各々4種類のマンボウ料理を食べ意見を交換し、一番おいしいマンボウ料理を決定します。

感想

ムニエル

・うまい。

・少し身が固いのと、独特の臭みが若干残る。

・ムニエルだったらもう少し身の柔らかい鮭とかのほうが適しているかも。

・マグロっぽさもあるけどカジキっぽさもある。マグロとカジキの間くらいの食感。

フライ

・うまい

・フライにするならもう少しふわふわ系の魚がいい。

・若干臭みを感じる。

塩焼き

・うまい。

・ほぐれの悪さ、身の硬さが気になる。

・若干臭みを感じる。

・ほかの料理に比べてもより固くなる。

ホイル焼き

・一番うまい。

・ポン酢で臭みが消えてるのかも

・身の質感も一番食べやすい。

・マグロよりは崩れないし、カジキよりは固くない。ホイル焼きに適しているかも。

総評

身の質感の硬さは

マグロ<マンボウ<カジキ

といったイメージです。

味はちょうど中間というよりはかなりカジキ寄りの味なので、カジキを美味しく食べれる料理はマンボウにも合うと思います。(照り焼きみたいな味の濃い料理がよさそう)

どの料理でも若干のマンボウ臭(鉄っぽい感じ)があるので身の硬さと臭みの対策をしっかりしてあげるとおいしく食べることができそうです。調理をする前にしっかりと対策をしなかったのがまずかったのかもしれないです。

今回の優勝はホイル焼きがダントツで優勝でした。

アカマンボウと向き合ってみて

今回僕は興味本位でアカマンボウを手に取りましたが、食べてみてかなり特徴のある魚だとわかったのでアカマンボウの良さを引き出せる料理法と巡り合うことができれば一気に人気魚にのし上がる可能性もあるんじゃないかと思いました。

ハマグリの陰に隠れていたホンビノスが最近人気の食材になっている前例があるので、こんどはマグロやカジキを出し抜いてアカマンボウの時代が来ることを期待してしまいます。

みなさんもぜひスーパーで見かけたときには”アカマンボウ”手に取ってみてはいかがでしょうか。

いずれ来るアカマンボウブームを見越して時の流行のその先を味わってみませんか?

僕は今回「いただきマンボウ」で感動したので次回はマンモスの料理企画にチャレンジしてみたいと思います。

では。

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